SAS(睡眠時無呼吸症候群)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査から治療まで

  • 朝のどが渇く口の中がカラカラになる
  • いびきが大きい、うるさい
  • 朝起きた時倦怠感や頭が重い・・・
  • 寝汗をかく、寝相が悪い何度もトイレに起きる
  • 仕事に集中できない!!記憶力や集中力が低下する
  • 日中の眠気・運転中眠気がひどい
  • SASの合併症ってどんなものがあるの?
  • CPAP治療は効果あるのかな?
  • 睡眠時無呼吸の検査ってどんなものがあるの?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
Sleep(睡眠時)Apnea(無呼吸)Syndrome(症候群)

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。大きないびきや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中の強い眠気などの症状があります。潜在患者は人口の2~3%といわれ、放っておくと高血圧や心臓循環器障害、脳血管障害などに陥るといわれています。また日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、日常生活で大きな悪影響を及ぼします。しかし治療法が確立されているため、適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません。

取り扱い製品

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CPAP療法の効果

CPAP療法は、鼻より空気を送り、閉塞した上気道をおし広げることによって睡眠時の無呼吸をなくし、酸素不足を解消することができ、睡眠の質を向上させることができます。SASがまねく高血圧症や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することもできると言われています。現在ではCPAP療法は、中等症以上の閉塞性SASに対する治療の第一選択として使用されています。CPAPを使うと、ほとんどの患者さんが使ったその日からいびきをかかなくなり、朝はすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることもあります。重症のSAS患者さんではCPAPを使わなかった患者さんより長生きをすることも分かっています。